CASE STUDY
課題解決事例
■注目の技術トピックス
» 水冷式ヒートシンクを使った熱対策
» オートクレーブ滅菌と異種材料接合
» ペルチェ素子を使った水冷式の冷却に必要なこと
» リチウムイオン電池（LIB）の構造とは
» 熱交換における接合技術の役割
» バスバーを端子台に取り付ける目的とは
» 放熱と絶縁を両立するヒートシンクと樹脂との一体化
» 高圧蒸気滅菌（オートクレーブ）にも対応する金属＋樹脂の直接接合
封止部材を用いない長寿命化
| 従来接合方式 | リベット接合 | 提案接合方式 | インサート成形接合 |
|---|---|---|---|
| 効果 | 封止性向上 | 金属表面処理方式 | レーザー処理, 化成処理 |
課題について
お客様より、金属・樹脂を直接接合することで、気密性・封止性を向上したいとのご要望を頂戴しました。従来は、金属と樹脂をリベットを用いて接合しており、界面にOリングを挟むことで気密性を向上させていました。しかし、劣化による信頼性低下が問題となっており、信頼性向上と長寿命化を実現することが課題となっていました。
当社の提案
当社はインサート成形による金属・樹脂接合を提案しました。インサート成形による直接接合を行うことで、接合界面からの漏れがなくなり、気密性・封止性が向上します。また、Oリング等の封止部材を用いないため、経年劣化による信頼性の低下を防ぐことができるため、長寿命化も実現可能となりました。
!POINT
インサート成形により直接接合を行うことで、気密性・封止性の向上が可能となるだけでなく、封止部材を用いないため長寿命化が可能となります。
金属 樹脂 直接接合ラボでは、インサート成形と独自技術である加熱圧着接合（ALTIM)を用いて、皆様の課題を解決します。金属と樹脂の接合にコスト面、品質面、納期面でお悩みをお持ちの皆様、お気軽に当社にご相談ください。
