CASE STUDY
課題解決事例
医療分野におけるインサート成形、加熱圧着接合(ALTIM)
従来接合方式 | 接着材接合 | 提案接合方式 | 加熱圧着接合(ALTIM), インサート成形接合 |
---|---|---|---|
効果 | 生体適合 | 金属表面処理方式 | レーザー処理, 化成処理 |
課題について
医療機器を扱うお客様より、金属と樹脂の接合方法についてご相談を頂戴しました。生体に触れる箇所に金属と樹脂の接合品を使用したいとのことですが、生体適合の観点から接着剤を使用したくないとのご要望をお持ちでした。
当社の提案
当社の扱うインサート成形や加熱圧着接合(ALTIM)により、直接接合を行うことを提案しました。接合界面は直接接合されており異物は無いので安心してご使用いただくことが可能になるためです。当社は、インサート成形と独自技術である加熱圧着接合(ALTIM)の2通りの異材接合方式を持ちます。インサート成形は、金型が必要であり初期コストが増大しますが、量産性が高い生産方式です。一方で、加熱圧着接合(ALTIM)は金型が不要であり初期コストを抑えられますが、インサート成形と比較し量産性は高くありません。ロット数を考慮して、最適な接合法を選定することが重要となります。
!POINT
インサート成形や加熱圧着接合(ALTIM)により直接接合を行うことで、医療機器をはじめとした機器において、生体に適合した材質にて金属と樹脂の接合を行うことが可能となります。
金属 樹脂 直接接合ラボでは、インサート成形と独自技術である加熱圧着接合(ALTIM)を用いて、皆様の課題を解決します。金属と樹脂の接合にコスト面、品質面、納期面でお悩みをお持ちの皆様、お気軽に当社にご相談ください。