CASE STUDY
課題解決事例
消耗品(接着剤)を使用しない金属・樹脂の直接結合
従来接合方式 | 接着材接合 | 提案接合方式 | 加熱圧着接合(ALTIM), インサート成形接合 |
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効果 | 環境対応 | 金属表面処理方式 | レーザー処理, 化成処理 |
課題について
従来、金属・樹脂の接合に接着剤を使用しているお客様より、他方式での異材接合が可能かどうかお問合せを頂戴しました。接着剤を使用する上で、環境負荷物資の調査・管理に大きな工数がかかっており、その工数を削減することを課題とされていました。また、SDGsの観点からも消耗品をなくすことで環境負荷を回避したいという要望もお持ちでした。
当社の提案
当社は、接着剤などの消耗品を用いずに直接接合により金属・樹脂の接合を行うことを提案しました。環境懸念物質の排出がなく環境負荷物資の調査・管理の工数を削減することが可能になります。さらに、これらの直接接合は消耗品を用いないため、環境にやさしい生産方法となり、お客様の要望をクリアできました。当社は、インサート成形と独自技術である加熱圧着接合(ALTIM)の2通りの異材接合方式を持ちます。インサート成形は、金型が必要であり初期コストが増大しますが、量産性が高い生産方式です。一方で、加熱圧着接合(ALTIM)は金型が不要であり初期コストを抑えられますが、インサート成形と比較し量産性は高くありません。ロット数を考慮して、最適な接合法を選定することが重要となります。
!POINT
インサート成形や加熱圧着接合(ALTIM)により直接接合を行うことで、消耗材料が不要となり、環境負荷物資の調査・管理工数の削減が可能となります。
金属 樹脂 直接接合ラボでは、インサート成形と独自技術である加熱圧着接合(ALTIM)を用いて、皆様の課題を解決します。金属と樹脂の接合にコスト面、品質面、納期面でお悩みをお持ちの皆様、お気軽に当社にご相談ください。