CASE STUDY
課題解決事例
■注目の技術トピック
>> 銅バー（バスバー）における樹脂との接合
>> リチウムイオン電池（LIB）の構造とは
>> 自動車業界や産業用で使われる「防水コネクタ」の作り方とは
>> リチウムイオン電池（LIB）の電極部の気密性をあげるには
>> コネクタや自動車にも使われるバスバーの防水対策とは
>> インサート成形とインサート成形接合との違いとは？
直接接合による作業環境改善効果
| 従来接合方式 | 接着材接合 | 提案接合方式 | 加熱圧着接合（ALTIM), インサート成形接合 |
|---|---|---|---|
| 効果 | 作業現場改善 | 金属表面処理方式 | レーザー処理, 化成処理 |
課題について
接着剤を使用して金属と樹脂の接合を行っているお客様より、臭気の問題から接着剤を使用しない接合方式に変更したいとのご要望を頂戴しました。接着剤を使用することで、精神的に肉体的にも負担がかかっており、より働きやすい環境を整備することが課題となっていました。
当社の提案
当社の扱うインサート成形や加熱圧着接合（ALTIM)により、直接接合を行うことを提案しました。直接接合は、臭気の発生しないクリーンな接合なので作業環境改善が可能となります。
当社は、インサート成形と独自技術である加熱圧着接合（ALTIM)の2通りの異材接合方式を持ちます。インサート成形は、金型が必要であり初期コストが増大しますが、量産性が高い生産方式です。一方で、加熱圧着接合（ALTIM)は金型が不要であり初期コストを抑えられますが、接合ポイントが多いとインサート成形と比較し量産性は高くありません。ロット数を考慮して、最適な接合法を選定することが重要となります。
!POINT
インサート成形や加熱圧着接合（ALTIM)により直接接合は、接合時に臭気を発生しないため、作業現場の改善が可能となります。
金属 樹脂 直接接合ラボでは、インサート成形と独自技術である加熱圧着接合（ALTIM)を用いて、皆様の課題を解決します。金属と樹脂の接合にコスト面、品質面、納期面でお悩みをお持ちの皆様、お気軽に当社にご相談ください。
