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■注目の技術トピック
>> 自動車業界や産業用で使われる「防水コネクタ」の作り方とは >> リチウムイオン電池(LIB)の電極部の気密性をあげるには >> コネクタや自動車にも使われるバスバーの防水対策とは >> インサート成形とインサート成形接合との違いとは? >> 金属と樹脂の接合技術 ALTIMアルティム®の性能について

2023.11.22

2023.11.25

お知らせ

「オートモーティブワールド 秋」に金属と樹脂の新しい接合技術を初出展!

幕張メッセにて、2023年9月13日(水)~15日(金)に開催された「オートモーティブ ワールド 秋 - クルマの先端技術展 -」に、「金属・樹脂の直接接合 ALTIM(アルティム)」を中心として出展しました。

展示会全体の来場者は前年を上回ったようで、弊社ブースにも、たくさんのお客様にお越しいただきました。

金属と樹脂の直接接合技術が実現する封止や強度、部品点数削減といった特長を体感してもらえる展示会となりました。

動画では、金属と樹脂が直接くっつく仕組み、

①レーザーによる金属表面処理 → ②金属のIH加熱 → ③シャフトによる圧着

の3ステップを具体的に紹介。

開発者の解説も交えて、ALTIMが実現することを伝えました。

液体ドーム

ALTIM技術で作製した封止部品「液体ドーム」。
中に液体を入れた中空ドームの樹脂部品と金属板を直接接合。
液体漏れを防ぐ密封構造となっています。

強度体感サンプル

こちらは強度を体感できるサンプル部品。
樹脂製の取っ手と金属板を直接接合。10kgの重石に耐えられることを感じていただきました。

接合強度は25MPa以上を実現。引張試験で樹脂の母材破壊が起こるほどの強度です。

防水コネクタ

こちらはインサート成形接合による「防水コネクタ」です。
インサート成形だけでは、エアリーク、水漏れをしてしまいますが、ALTIMのレーザー技術で金属端子の表面を処理すれば、高気密性を実現します。

写真の水槽にある左のコネクタはブクブクと気泡が出ていますが、レーザー処理をした右のコネクタでは、まったく気泡が出ていません。

このようなインサート成形接合も多くのお客様に興味を持っていただきました。

「オートモーティブ ワールド 秋」を終えて

オートモーティブの分野でも金属と樹脂の接合の需要が増していることを実感した展示会でした。封止や強度、部品点数削減のニーズは高く、加えて、薄肉品の接合ニーズも高まっていました。

さまざまなお客様が抱えておられる特有の課題。これらをALTIM技術で克服し、急速に変化するとともに多様化するモビリティ業界に貢献したいと考えています。

金属・樹脂の種類、厚み、大きさ、形状、実現したいことなど、金属と樹脂の接合に関するお困り事がございましたら、ぜひともお問い合わせください。

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