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加工事例

【バスバー(銅バー)端子台】加熱圧着直接接合で超高強度

【バスバー(銅バー)端子台】加熱圧着直接接合で超高強度

タフピッチ銅とPPS端子台を接合。

【バスバー(銅バー)端子台】加熱圧着直接接合で超高強度

6mm厚でも強固に接合。

                               
製品名 【バスバー(銅バー)端子台】加熱圧着直接接合で超高強度 業界 産業電気製品, 輸送・宇宙
樹脂材質 PPS(ポリフェニレンサルファイド) 金属材質 Cu(銅)
用途 駆動部品 表面処理方式 レーザー処理
接合方式 加熱圧着直接接合「ALTIM®」 製品付加特性 部品点数削減, 接合強度向上, 耐久性向上

当事例の特徴

大容量の電流を流すための導体「バスバー(銅バー)」をPPSの端子台に接合。
6mmという厚さのバスバーでも、加熱圧着直接接合「ALTIM(アルティム)®」なら、強固に接合可能です。
特に自動車に使用する場合、振動にも耐えられる性能が必要となります。
「ALTIM(アルティム)®」によるPPSと銅と接合強度は30MPa以上。引張試験で樹脂の母材破壊が起こるほどの強度となります。
これにより、高強度、高耐久性が求められる製品において、高品質化が可能となります。

独自のレーザー技術によりバスバー(銅バー)の表面に微細な凹凸形状を形成。
端子台にのせてバスバー(銅バー)を加熱。その熱で樹脂表面のみが溶け、凹凸形状に隙間なく入り込みます。
冷却中も加圧し続け、強固に接合。
アンカー効果により、超高強度の直接接合を実現することが可能です。

>> 加熱圧着直接接合サービス

【3ステップの接合工法】レーザー処理 → 加熱・加圧 → 加圧・冷却

樹脂・金属 接合強度

金属と樹脂との接合強度30MPa以上(引張試験)を実現

 

当社の提供するサービス

従来の接合方式の課題を解決する金属と樹脂の直接接合技術「ALTIMアルティム®」

ALTIMアルティム®」とは、接着剤レス・リベットレスで、金属と樹脂をそのままピタッとくっつけることができる技術です。
睦月電機が開発した独自のレーザ技術と電磁誘導加熱を応用しています。

【特徴】
◎高強度で耐久性に優れています。
◎防水性、気密性を高める密封構造を実現します。
◎部品点数やネジ止めの工数を削減し、軽量化を実現します。
◎材料削減と工数削減により、低コスト化を実現します。
◎接合の最適条件を数値化・作業工程を明確化できます。
◎工数削減・作業のシンプル化によって、生産性を向上します。
◎接着剤を使用しないため、VOCゼロを実現します。


金属と樹脂の接着・接合でお悩みをお持ちのお客様は、お気軽にご相談ください。
また、組み合わせたい金属と樹脂がございましたら、ぜひお問い合わせください。
試験片作成も承っております。

■オススメトピック
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