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加工事例

金属と樹脂との直接接合 さまざまな組み合わせ

金属と樹脂との接合 さまざまな組み合わせ

上記以外にも真鍮やチタン、メッキ加工した金属、POMやPA、ABS、CFRTPといった樹脂も対応可能。

独自のレーザ技術と電磁誘導加熱を応用し接合。
耐久性・防水性・気密性を実現します。

                               
製品名 金属と樹脂との直接接合 さまざまな組み合わせ 業界 民生電気製品, 産業電気製品, 輸送・宇宙, 電池, 医療機器, 住宅設備・建材, その他
樹脂材質 PEEK(ポリエーテルエーテルケトン), PBT(ポリブチレンテレフタレート), PA(ポリアミド、ナイロン), PPS(ポリフェニレンサルファイド), PC(ポリカーボネート) 金属材質 Cu, AL, SUS304
用途 意匠部品, 駆動部品, 機能部品, 構造部品 表面処理方式 レーザー処理
接合方式 加熱圧着直接接合「ALTIM®」 製品付加特性 耐久性向上, 高意匠性, 小型化, 軽量化, 封止性向上, 接合強度向上, 部品点数削減

当事例の特徴

3mm厚の銅、SUS、アルミに、PEEK、GF40、PPS、PBT、ナイロン、PCを接合した事例です。
加熱圧着接合「ALTIM」は、ほとんどの金属と熱可塑性樹脂の接合が可能です。
鉛やマグネシウムといった融点の低い金属は難しいところがありますが、多くの金属で樹脂との接合が可能です。

金属表面をレーザー照射し粗面化、金属側をIH加熱、その熱が樹脂界面に伝わって融点に達した瞬間にシャフトで加圧、冷却し接合します。
加熱によって樹脂界面の表層のみを溶かし、金属粗面の凹凸に入り込ませるため、樹脂は熱可塑性である必要があります。熱可塑性であれば、多くの樹脂に対応可能です。

ご希望の金属と樹脂の接合がございましたら、ぜひご相談ください。
※組み合わせによって、接合状態は変わりますので、試作・検証が必要となります。

金属と樹脂との接合 さまざまな組み合わせ

さまざまな金属・樹脂で接合試作・検証いたします。

金属と樹脂との接合 さまざまな組み合わせ

左からアルミ、SUS、銅に、各樹脂を接合。

 

当社の提供するサービス

従来の接合方式の課題を解決する金属と樹脂の直接接合技術「ALTIM」

「ALTIM」とは、接着剤レス・リベットレスで、金属と樹脂をそのままピタッとくっつけることができる技術です。
睦月電機が開発した独自のレーザ技術と電磁誘導加熱を応用しています。

【特徴】
◎高強度で耐久性に優れています。
◎防水性、気密性を高める密封構造を実現します。
◎部品点数やネジ止めの工数を削減し、軽量化を実現します。
◎材料削減と工数削減により、低コスト化を実現します。
◎接合の最適条件を数値化・作業工程を明確化できます。
◎工数削減・作業のシンプル化によって、生産性を向上します。
◎接着剤を使用しないため、VOCゼロを実現します。


このように「ALTIM」は、さまざまな部品や製品に使われている金属と樹脂の接合部分にフォーカスし、よりシンプルに、より軽く、より安全に、より堅牢に、そして密封構造を実現するよう開発されました。
そのため、高精度な性能を求められる部品や製品にも適した技術です。

当社では、接合のスペシャリストがさまざまなアイデアを出しながら、試作開発から小ロット~量産生産まで一貫体制でお客様の製品一つひとつのご要望に応え、より良いモノになるようトコトン追求しご提案します。

CO2や揮発性有機化合物の削減をとおして、モノづくりの世界を持続可能な開発目標に近づけ、イノベーションを起こしていく。
次世代の接合技術で、その一旦を担いたいと考えています。

>> 関連トピック「金属と樹脂の接合技術 ALTIMアルティム®の性能について」

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