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加工事例

【自動車向けバスバー】インサート成形接合で高い防水性

インサート成形接合で樹脂と一体化したバスバー。軽量化・防水を実現。

安定した電気を供給ができるバスバーは電気自動車の配線などに使用されています。

製品名	【自動車向けバスバー】インサート成形接合で高い防水性	業界	産業電気製品, 電池
樹脂材質	PPS(ポリフェニレンサルファイド)	金属材質	Cu(銅)
用途	機能部品	表面処理方式	レーザー処理
接合方式	加熱圧着直接接合「ALTIM®」	製品付加特性	接合強度向上, 封止性向上, 耐久性向上

当事例の特徴

バスバー（銅バーやブスバーとも言われます）とは、電気自動車にも使用されている大容量の電流を流すための導体です。
バスバー（銅バー・ブスバー）を、絶縁材である樹脂でインサート成形する場合、それだけで防水性のあるバスバーを作ることは難しい。
そこで、「ALTIM®」独自のレーザー技術を活用。銅板に適したレーザーパターンを照射し、粗面化したうえで、インサート成形接合を行います。
精密な射出成型は当社が得意とする技術。成形条件と接合条件が合致する限られた範囲を割り出し、強固な一体化を実現。金型内で、金属表面に溶けた樹脂が密着。樹脂との接合に最適化された金属粗面の凹凸に樹脂が隙間なく入り込みます。
これにより、高い防水性を担保するバスバーを作り出すことが可能となります。

バスバーイメージ

バスバーのインサート成形接合工程イメージ

当社の提供するサービス

防水性を高めるインサート成形接合

「金属樹脂直接接合ラボ」では、金属と樹脂の直接接合技術「ALTIMアルティム®」のレーザー技術を用いることで、インサート成形だけでは難しい防水性・気密性を実現。金属板や金属ピンに表面処理をすることで気体・液体漏れを起こさないインサート成形品を作ることができます。

インサート成形でお悩みをお持ちのお客様は、お気軽にご相談ください。
また、一体化したい金属と樹脂がございましたら、ぜひお問い合わせください。

■オススメトピック
>> 銅バー（ブスバー）における樹脂との接合 >> リチウムイオン電池（LIB）の構造とは >> 自動車業界や産業用で使われる「防水コネクタ」の作り方とは >> リチウムイオン電池（LIB）の電極部の気密性をあげるには >> コネクタや自動車にも使われるバスバーの防水対策とは >> インサート成形とインサート成形接合との違いとは？

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