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技術トピックス

2024.05.13

2024.05.16

インサート成形とALTIM®のレーザーを用いたインサート成形接合との違いとは?【防水・高気密性を実現】

インサート成形とは

一般的なインサート成形についてご紹介します。
インサート成形とは、プラスチック成形の一種であり、金型を使った射出成形技術を用いて、金属部品と樹脂を一体化する工法です。金型内に金属部品(インサート品)をセットし、樹脂を充填することで金属と樹脂を一体化します。

量産性が高く、接着剤による接着と比較すると、強度や耐久性も高いことから、自動車部品や金属端子と樹脂部品で構成されているコネクタなどの精密部品をはじめ、多様な部品の製造方法として用いられています。

インサート成形のメリット

①複雑な形状の部品を作ることが可能。
②接着剤と比べ強度、耐久性が高い。
③射出成形で一体化するため部品点数を削減できる。
④接合工程のタクトが短いため生産性が高い。
⑤インサート品の位置が正確に決まっているため精度が高い。

インサート成形のデメリット

①中空部品が難しい。
②コストのかかる金型が必要。
③インサート品の形状が揃っている必要がある。
防水性・気密性を持たせることが難しい。

金属と樹脂の接合における大きな課題のひとつ
「防水性・気密性」
インサート成形では、この性能を担保することが難しい。

ALTIM®のレーザーを用いたインサート成形接合とは

インサート成形接合とは、レーザーで金属部品に表面処理を行った上で射出成形をすることによって、インサート成形では難しい「防水性・気密性」をカバーする工法です。

「金属・樹脂 直接接合ラボ」を運営する睦月電機では、独自技術であるALTIM®のレーザーストラクチャリングでインサート品の表面を粗面化してから射出成形するため、水漏れ、エアリークのない成型部品を作ることが可能です。

インサート成形接合のメリット

高気密なインサート成形品を作ることできる。
②接着剤を使用せずに、封止性を確保できる。
③成形と接合が同時にでき、工程の短縮化を実現できる。

加熱圧着直接技術「ALTIM®」のレーザー技術を使えば、
「防水性、気密性」を担保することが可能です。
また、精密な射出成形技術を培ってきた当社だからこそ、
高品質なインサート成形接合品を製作することができます。

 

用途

コネクタ、インバーターケース、モーター部品、電子部品回路ケースなどで、防水性、気密性が必要となる部品。

防水コネクタの加工事例

インサート成形接合工程

 

金属と樹脂の直接接合「ALTIM®」とは

ALTIM®とは、「金属・樹脂 直接接合ラボ」を運営する睦月電機が、独自のレーザー技術と加熱圧着技術によって、金属と樹脂を直接ピタッとくっつける工法です。
レーザー技術は特許を取得(知財情報はこちら)。金属ごと接合に適したレーザーストラクチャリングを開発しました。加熱圧着技術においても、防水性、気密性、強度、耐久性を実現するためのノウハウや評価方法を構築しています。
ALTIM®は、金属部品と樹脂部品をあとからくっつける工法ですが、ALTIM®のレーザー技術を活用することで、防水・高気密なインサート成形品を作ることが可能となります。

加熱圧着直接接合 ALTIM®

ALTIM®を用いたインサート成形接合なら、当社にご相談ください

当社は、新しい接合技術「ALTIM®」を用いて、金属と樹脂の接着・接合のおける課題を解決します。強度、防水性、気密性、生産工程の短縮などのお悩みをお持ちの皆さま、お気軽にご相談ください。

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