CASE STUDY
課題解決事例
■注目の技術トピック
>> 銅バー(ブスバー)における樹脂との接合
>> リチウムイオン電池(LIB)の構造とは
>> 自動車業界や産業用で使われる「防水コネクタ」の作り方とは
>> リチウムイオン電池(LIB)の電極部の気密性をあげるには
>> コネクタや自動車にも使われるバスバーの防水対策とは
>> インサート成形とインサート成形接合との違いとは?
エポキシ接着剤から加熱圧着方式への変更
従来接合方式 | 接着材接合 | 提案接合方式 | 加熱圧着接合(ALTIM) |
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効果 | 生産性向上 | 金属表面処理方式 | レーザー処理 |
課題について
従来、金属と樹脂の接合を接着剤にて行っていたお客様より、生産性を向上させるべく生産方式を変更したいとのご要望を頂戴しました。エポキシ接着剤を使用されていましたが、硬化時間が約24時間必要で、生産リードタイムが長期化してしまうことが問題となっていました。
![加熱圧着接合による直接接合|金属・樹脂 直接接合ラボ](https://direct-joining.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/09/AdobeStock_128941438.jpg)
当社の提案
当社独自の技術である加熱圧着方式を提案させて頂きました。加熱圧着接合(ALTIM)は、金属へのレーザー処理/加熱/加圧が必要となりますが、総タクトが1か所あたり十数秒と非常に短いので生産性を向上させることが可能となります。量産性の高い金属・樹脂接合方式にインサート成形がありますが、金型が必要となるため小ロットでは割高になってしまいます。小ロットの場合は、加熱圧着接合(ALTIM)により接合することが、コスト・リードタイムの点で適切といえます。
!POINT
加熱圧着接合(ALTIM)による直接接合は、小ロット品において優位性を持つため、研究開発段階で金属・樹脂の接合を行いたい場合はベストな接合方式といえます。
金属 樹脂 直接接合ラボでは、インサート成形と独自技術である加熱圧着接合(ALTIM)を用いて、皆様の課題を解決します。金属と樹脂の接合にコスト面、品質面、納期面でお悩みをお持ちの皆様、お気軽に当社にご相談ください。