TECH TOPICS
技術トピックス
2022.05.28
2022.06.07
専門情報
金属と中空形状の透明樹脂を直接接合する
当社の「金属と樹脂の新接合方式"ALTIM"」では、従来、直接接合が困難とされていた、金属と中空形状の透明樹脂を直接接合することが可能です。
これまでは、インサート成形での接合が難しいため、接着剤による接合が用いられていましたが、
接合強度や接合リードタイムに課題がありました。
ステンレスとPCの直接接合事例
実際に、金属と中空形状の透明樹脂を接合した事例を紹介いたします。
上の写真は、SUS304とPC(ポリカーボネート)を接合した事例です。
ステンレスプレートのサイズはL100mm×W70mm、t1mmで、
樹脂はt1.5mmのドーム形状となります。
金属表面の6箇所に、レーザ処理を施し、その後、誘導加熱処理と加圧処理を行うことで、接合しています。
レーザー処理は、6箇所で10秒~20秒、誘導加熱・加圧処理で約30秒のタクトタイムであり、短い接合リードタイムで接合が可能です。
>>当接合事例について、詳しくはこちら
接合事例を動画でご紹介
SUS304と中空形状のPCを直接接合した当事例を、動画で解説しています。
是非ご確認ください。
金属と樹脂の接合はお任せください
当社は、加熱圧着接合技術 "ALTIM®"を用いて金属と樹脂を直接接合することにより、皆様がお持ちの課題を解決いたします。
当事例の様に、インサート成形では接合が難しい形状でも接合が可能となりますので、一度当社に御相談ください。
>>ALTIM®について、詳しくはこちら