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加工事例

【試験片】金属と熱可塑性樹脂との接合

【試験片】金属と熱可塑性樹脂との接合

アルミ・銅と熱可塑性樹脂との接合サンプル

【試験片】金属と熱可塑性樹脂との接合

SUS・亜鉛鋼板と熱可塑性樹脂との接合サンプル

                               
製品名 【試験片】金属と熱可塑性樹脂との接合 業界 民生電気製品, 産業電気製品, 輸送・宇宙, 電池, 医療機器, 住宅設備・建材, その他
樹脂材質 PPS(ポリフェニレンサルファイド), PEEK(ポリエーテルエーテルケトン), POM(ポリアセタール), PBT(ポリブチレンテレフタレート), PA(ポリアミド、ナイロン), PC(ポリカーボネート), PP(ポリプロピレン), CFRTP(熱可塑性CFRP) 金属材質 Cu(銅), 各種金属, 各種メッキ, AL(アルミニウム), SUS(ステンレス)
用途 駆動部品, 機能部品, 構造部品, 意匠部品 表面処理方式 レーザー処理
接合方式 加熱圧着直接接合「ALTIM®」 製品付加特性 耐久性向上, 軽量化, 封止性向上, 接合強度向上, 部品点数削減

当事例の特徴

アルミ・銅・SUS・亜鉛鋼板に、PEEKやPPS・POMなどの熱可塑性樹脂を直接接合した試験片サンプルです。
加熱圧着直接接合「ALTIMアルティム®」は、さまざまな組み合わせで接合が可能です。

金属表面をレーザー照射し粗面化、それにより、微細な凹凸が形成されます。
金属の材質により、凹凸のパターンが異なります。この形状がアンカー効果として作用します。

次に、金属と樹脂を合わせて金属側を加熱。その熱で樹脂表層のみを溶かしながら加圧します。
こうすることで、金属表面の凹凸に樹脂が入り込みます。
その後、加圧を続けながら冷却、樹脂が固まり強固に接合します。

この工法により、樹脂は熱可塑性である必要があります。熱可塑性であれば、多くの樹脂に対応可能です。
お客様ご希望の金属と樹脂の接合につきましては、ぜひご相談ください。
さまざまな金属・樹脂で試作・検証いたします。

各種金属と熱可塑性樹脂との接合強度


金属と樹脂の多くの組み合わせにおいて、接合強度25MPa以上を実現しています。
【測定条件】室内温度:25℃ 引張速度:10mm/min

各種金属と熱可塑性樹脂との接合強度

強度測定破壊モード

【強度測定破壊モード】左:樹脂破断 右:凝集破壊

【試験サンプル形状】

 

当社の提供するサービス

従来の接合方式の課題を解決する金属と樹脂の直接接合技術「ALTIMアルティム®」

ALTIMアルティム®」とは、接着剤レス・リベットレスで、金属と樹脂をそのままピタッとくっつけることができる技術です。
睦月電機が開発した独自のレーザー技術と加熱圧着のノウハウにより、高気密・高強度な接合を実現しています。

【特徴】
高強度で耐久性に優れています。
防水性・気密性を高める密封構造を実現します。
◎部品点数やネジ止めの工数を削減し、軽量化を実現します。
◎材料削減と工数削減により、低コスト化を実現します。
◎接合の最適条件を数値化・作業工程を明確化できます。
◎工数削減・作業のシンプル化によって、生産性を向上します。
◎接着剤を使用しないため、VOCゼロを実現します。

【当社の強み】
◎長年にわたる精密プラスチック成形品づくりで培った、樹脂に関する知見とノウハウを活かし、課題解決につなげていきます。
◎レーザーによる表面処理から接合まで一貫加工。さらに、プラスチック成形から接合まで、トータルにご提案することができます。

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